2009年12月25日金曜日

♪カジルマン[22歌]

(デビルマン替え歌シリーズ第二十二弾)
(作詞・聞きかじるすかる)

カジルマン(かじる男)のうた

♪ あれはぁ 誰っだっ 誰っだっ 誰っだっ
♪ あれはぁ かじッるッッ カジッルッマァーーーン
♪ カッジィールマァーーーーーーン

♪ 人かーらテクをーー 聞きぃーかじるぅーーー
♪ それをーー土台にぃーー未ー来へすっすっむぅーーー

♪ ききかじり方が悪いのか?、
♪ かじったセンベは固かった、、
♪ 歯が立たぬテクに舌を巻き、、、
♪ それでもナニクソ弾きまくる、、、、

♪ 真ーー似すーるこーとはーーーー
♪ まーなーーーぶーーことぉーーーー

♪ かじりぃーーーー つぅづぅーけろーーーー
♪ カジルマァーーーーン、 カ・ジ・ル・マァーーーーン


---大先輩ギタリストに各種テクニックを聞きかじるものの、即座にそれを実現できるほど、現実は甘くなく、根性入れ直してギターのお稽古に気合をいれたはいいものの、長い間、自己流の弾き方で過ごしてきたため、その修正作業がなかなかはかどらないことにいらだちながら、今日も、30分90円のカラオケ屋代金をけちって、弱音器での宅練に甘んじる出不精な己への自戒をこめて、自らに捧ぐ---

[注釈]
●聞きかじる---話をチョット聞いて、部分的・表面的な知識を得る。あくまでうわべの表面的なことしか学べないため、本質の部分は考えながら弾いて自分で見つけていくか、それをたたき込んでくれる星一徹のような師匠を捜しまくって弟子入りしないと、本当の技術は身に付かないかもしれない。

●かじったセンベは固かった---真似しようとしたテクが、あまりにも高度過ぎて、ぜんぜん歯が立たない状態

●真似する事は学ぶこと---小学校5年生の時に教わった「学ぶの語源は真似ぶなのよ」という担任女性教師のことばはいまでも忘れていない。
この真偽はわからないが、何かを学ぶときには必ずつきまとうまねをすることからはじめる作業を繰り返す度に、この言葉を思い出してきた。真似することが出来てそのあと初めて自分で創意工夫の領域に足を踏み入れてみることができると思われる。。

2009年12月20日日曜日

♪トマトマン[21歌]

(デビルマン替え歌シリーズ第二十一弾)
(作詞・いつまでたってもハレオがかけられないすかる)

トマトマン(トマトマハレオをかけたい男)のうた

♪ あれはぁ 誰っだっ 誰っだっ 誰っだっ
♪ あれはぁ トマットッッ トマットッマァーーー
♪ トッッマァートマァーーーーーーン

♪ かっけったーいハレオーーはトーマートマーーー
♪ そっのかぁーけかたがーー よっくぅぅわあああっからーーーん

♪ 裏から入るぅ べきなのかぁ?、
♪ どういう時にぃ、かけるのかぁ、、
♪ 音程アセントどこにあるぅ?、、、
♪ ハレオなんだから まあいいか!!!、、、、

♪ そーーれでーもやーはりーーーー
♪ しーぶーーーくぅー、かぁーけたぁーーーい

♪ トマトマーーーー ハァレーーェオーーーー
♪ トマトマァーーーーン、 ト・マ・ト・マァーーーーン

---以前、あるパルマ・ハレオ教室に行き始めて、パルマのレッスンはにこにこ顔で受けていたのに、いっこうにハレオ(かけ声)のかけ方を教えてもらえずに、なぜかパサラヴィーダや、ソレアの歌詞カードのコピーをわたされて、みんなでお歌のお稽古がはじまり、なんでこんなレッスンなんだろう。。つまらないなー、、いつになったらハレオのかけ方をおしえてくれるのだろうか?と疑問におもっていたら、実はみんなで歌うハレオのことだったということを昨日人からきいてしまったド阿呆な勘違い男を地でいく己への自戒をこめて、自らに捧ぐ---

[注釈]
●トマトマハレオ---「オレ!」などのハレオ(かけ声)の一種。。そのかけどころ、かけ方、音程、アセント、ドスの効かせ方が大変難しく、下手にかけるとおこられてしまう。。。一流のハレアオール(ハレオかける職人)のそれで学ぶしか習得の方法はいまのところ見つかっていない。

2009年12月14日月曜日

●易惚 悲恋 伴舞 夢見

易惚 悲恋 座観 隠能 掃討 音輝 焦燥 頃合 遠征 特旧 電文 謙過 癒優 慕抱 宝探 眼写 艶舞 驚欲 流離 愚直 固持 覚旋 醒律 胸深 湧望 滴誇 冷心 凍固 熱熟 倒徳 酷自 才貴 備常 奢信 滅裂 諸楽 変弦 如女 罰受 横臥 年生 不働 顧恥 物欲 破廉 首掴 手繰 寄接 吻如 息吹 愕降 再凍 美舞 洗魂 慕弾 爪割 独尊 狸笑 感老 討伐 啼歌 笑嘲 沼底 這昇 貴追 填填 而未 我貫 辛強 鍛重 優人 面被 黒心 狂咲 体衰 激心 氷溶
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伴奏 伴唱 何故 伴踊 無問 独奏 背陣 踊狂 其以 慕踊 誘弾 音弾 戯眼 我繕 妖心 掻望 数読 唱音 疑錆 迷踏 乱粒 正戻 回帰 律道 致楽 極達 晴雲 刺光 御女 照写 一局 昇龍 小征 討仇 些案 華踵 奏律 真直 向抗 慕奏 眼対 口接 胸拓 合志 淡恋 実不 命炎 燃続 期極 和新 生湧 双情 達域 大血 交周 渦結 藻屑 消亡 跡侘 負抗 星如 煌輝 達心 点結 線為 線結 形作 果捻 出場 夢見 貴新 心襞 無心 貪食 欲丈 体超 交恋
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迷僧 修弦 終無 孤心 癒優 妖香 眩倒 醒顧 逸好 弓射 心刺 釜論 諭導 慚愧 腰撃 鳴叫 無情 楽時 陰男 生路 辣様 夢儚
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[注釈]
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(サリーダ)
真志-真っ直ぐな大志
挟撃-挟み撃ち
楚歌-八方塞がり
最鋭-最新鋭
吠魂-魂を吠える
縁嬉-嬉しい縁
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(1歌)
易惚-惚れやすい 
悲恋-悲しい恋 
座観-座って見続ける 
隠能-本能を隠す 
掃討-それを掃討する 
音輝-音が輝く 
焦燥-あせる 
頃合-ころあい 
遠征-遠くへ弾きにいく 
特旧-特別に旧知な場所 
電文-メール 
謙過-謙虚すぎる 
癒優-癒し系な優しい人 
慕抱-慕ってハグする 
宝探-相手の中に宝を探す 
眼写-相手の目に自分が写る 
艶舞-艶やかな舞 
驚欲-驚くべき欲情 
流離-流すことが困難でできない 
愚直-愚かな息子 
固持-固執維持(頑固に堅い)
覚旋-旋律(戦慄)を覚え
醒律-コンパスに目醒め 
胸深-心の最深部 
湧望-やりたいことが芽吹く 
滴誇-自信と誇りは滴り落ちる 
冷心-冷静をとりもどす 
凍固-凍り付き固くなった気持ち 
熱熟-熱い熟れた女性 
倒徳-道徳がイチコロ 
酷自-見にくすぎる我が身 
才貴-才能ある気高い貴婦人 
備常-備えよ常に 
奢信-奢る自信 
滅裂-支離滅裂 
諸楽-様々な快楽 
変弦-弦を変える 
如女-ように好きな人が変わる 
罰受-罰をうける 
横臥-横になる 
年生-年ごとに生を削り 
不働-働かない 
顧恥-顧みて恥じる 
物欲-物を欲する 
破廉-破廉恥極まりない 
首掴-うなじ掴んで 
手繰-たぐり 
寄接-寄せ、接 
吻如-吻のごとき 
息吹-息をふきかけ 
愕降-驚愕して地におちる 
再凍-再び凍り付く 
美舞-美しい舞
洗魂-魂を洗われ 
慕弾-慕うように伴奏す 
爪割-力が入って爪が割れ 
独尊-唯我独尊(それでも我が身がかわいいか?) 
狸笑-狸のごとく笑われて 
感老-自らの老いを感じ 
討伐-それを討伐に赴き 
啼歌-猫撫声で歌う 
笑嘲-嘲笑を浴びる 
沼底-泥沼の底まで落ちてゆき 
這昇-また這い上がる 
貴追-貴方を追うこの目線 
填填-波動エネルギー充填120% 
而未-しかして未だに 
我貫-自分を貫けず 
辛強-辛抱強く 
鍛重-鍛錬を重ね 
優人-「優しい人」の 
面被-仮面を被る 
黒心-真っ黒な心が 
狂咲-狂い咲き 
体衰-体は衰え 
激心-激しい心が 
氷溶-氷の如く溶けていく
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(2歌)
伴奏-伴奏があり 
伴唱-伴唱があり 
何故-何故 
伴踊-伴舞(ばんぶ)が 
無問-無いのだろうか? 
独奏-独奏の 
背陣-背後に陣取って 
踊狂-踊り狂い 
其以-其れを以て 
慕踊-演奏者を慕って踊り 
誘弾-珠玉の弾弦を誘い 
音弾-演奏者は音を弾く 
戯眼-悪戯っぽい目線を
我繕-自ら取り繕い 
妖心-妖しい心を 
掻望-掻き捨てる野望 
数読-いちとーにーとー数を読み 
唱音-あーいやーと喉ならし 
疑錆-疑いながらも錆びた喉にあこがれ 
迷踏-迷うパソ 
乱粒-乱れる音の粒建ち 
正戻-正気に戻って 
回帰-軌道修正 
律道-コンパスの道 
致楽-快楽の極致 
極達-極みに達し 
晴雲-雲間の晴れ間 
刺光-後光が刺し 
御女-天の女 
照写-照らし写しだされる 
一局-その場所だけから 
昇龍-辰年の男が上昇する 
小征-小さなイザコザ 
討仇-仇を討つ 
些案-些細な心配を他所に 
華踵-華やかなタコンが 
奏律-旋律を奏で 
真直-その素直で真っ直ぐな舞に 
向抗-抗い対抗するが 
慕奏-慕うような演奏 
眼対-アイコンタクト 
口接-ハレオの掛け合いと投げキッス 
胸拓-ハグ 
合志-息の合った状態 
淡恋-淡い恋心 
実不-実らず 
命炎-命の炎 
燃続-燃え続け 
期極-その終極 
和新-新しい和合 
生湧-生まれ湧きだし 
双情-二人の心情 
達域-ある域に達す 
大血-大きな血の一滴 
交周-交わり周り 
渦結-渦潮の用に結合し 
藻屑-海の藻屑 
消亡-消えて亡くなる 
跡侘-跡に残る侘びしさ
負抗-負けないように抗う 
星如-星の如く 
煌輝-煌めいて輝く 
達心-達すべき心
点結-点は結ばれて 
線為-線になり
線結-線は結合して 
形作-形を作る 
果捻-結果をひねり出し 
出場-所かまわず赴き 
夢見-夢を見させてもらう 
貴新-貴方の新しい振り 
心襞-心乱され襲われて 
無心-無心を保つのが困難 
貪食-ひもじいくらいの 
欲丈-欲望の大きさ 
体超-自分の身長を上回り 
交恋-恋慕創始す
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(締め歌)
迷僧-迷走する修行僧すかる の
修弦-ギターの修行 に 
終無-終わりは無い 。 
孤心-孤独な心 を 
癒優-癒してくれる優しい人 が現れて 
妖香-妖しい色香 をまき散らし、それに 
眩倒-目が眩み惑わされてバッタリ イチコロ。 
醒顧-目が覚めてそれまでを顧みる と
逸好-いろいろ逸脱してまでも好きになってしまいそうで、、 
弓射-とりあえず弓を射る それが当たるかどうかわからないのに、、 
心刺-心に刺さる 
釜論-カマロン 
諭導-レトラを、、いやレトラが導いてくれる 
慚愧-慚愧に堪えない状態 になってしまった
腰撃-腰を撃ちつけ 心の痛みを紛らわせる
鳴叫-にゃーと叫んで 弾き語り、
無情-虚無の心情、 そして静寂を打ち破る。
楽時-そのうち楽しい時がくるだろう。
陰男-陰の男でいいじゃないか どうせ日向は歩けない、
生路-それを生きる路にして、 
辣様-辛辣な言葉を浴び続け、どうしようもない様を自覚し 
夢儚-夢は儚く散らんかな
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2009年12月7日月曜日

♪サボルマン[20歌]

(デビルマン替え歌シリーズ第二十弾・祝20歌達成記念)
(作詞・サボらずんばすかる)

サボルマン(サボる男)のうた

♪ あれはぁ 誰っだっ 誰っだっ 誰っだっ
♪ あれはぁ サボっるっ サボっるっまぁーーーーん
♪ サッッボォーールマァーーーーーン


♪ 「怠けーる奴」のぉ 名を受ーけてぇーー
♪ 練習ーーせずにぃー ちゃっかーりとサボるぅーー

♪ 替え歌ばっかり考えてぇ、
♪ ちっとも気持ちが入らない、、
♪ それでもやるときはあるのさー、、、
♪ 気づけば真っ暗夜の9時ぃ、、、、


♪ あーーくまの さぁーそいーーーー
♪ 受ぅーけぇーーー入ぃーーれたぁーーーー
♪ 偏屈ぅーーーー オヤァージィーーーー
♪ サボルマァーーーーン、 サ・ボ・ル・マァーーーーン


---このところ、時間があると仕事も稽古もせずに替え歌ばかり考えてしまうナマケモノで、サボり癖が完全に身についてきてしまったおバカな己への自戒をこめて、自らに捧ぐ-------

[注釈]
●サボる---怠ける。怠けて休む。

●気づけば真っ暗夜の9時---この場合は目覚めとともに朝から弾いていたのに、気がつくと日が沈んでしまい、その日は洗濯と掃除など、人間として通常やるべき日常生活が全くこなせなかったサボルマンにあるまじき練習量の多さであったの意。

●悪魔の誘い---「今日は練習さぼちっちゃえよーーー」とおいでおいでする本家デビルマンの顔をした替え歌悪魔君の魅力的な誘惑のこと、、、すかるはこの誘惑にまけて、ついつい替え歌探しの旅にでていってしまう。。。

2009年12月4日金曜日

♪メデルマン[19歌]

(デビルマン替え歌シリーズ第十九弾)
(作詞・愛のゲキを旋律に昇華させたいすかる)

メデルマン(愛[め]でる男)のうた
♪ あれはぁ 誰っだっ 誰っだっ 誰っだっ
♪ あれはぁ 愛(め)でっるっ めでっるっまぁーーーーん
♪ メッッデェーールマァーーーーーン

♪ はじめて知ったぁー 華ーのー舞ぃーーー
♪ その優ー美さにーー 目ぇー覚ぁーめたおっとっこーー

♪ 愛(め)でるようーに弾きたくて
♪ 音色(ねいろ)に砂糖を足してみる
♪ それでも足りない優しさは、、、
♪ 貴女の舞から盗み取る、、、、

♪ まーーんげつのーよるーーーー
♪ はーなーーーひーーらくーーーー

♪ 甘美なぁーーー 旋律ぅーーーー
♪ メデルマァーーーーン、 メ・デ・ル・マァーーーーン


---K學院大學スペインギター研究会に属した大学時代から、あまり好きではなかったクラッシックギター的合奏(一人でパート練習などしてもいまひとつおもしろくないギター)に反駁すべく、フラメンコの独奏の音は乾いて激しい、ちょっとびびるこういう弾き方をするのじゃーーーーーと、気張って弾く癖が付いてしまい、伴奏を始めたここ2年すでに4人以上の人から音が粗野で野蛮といわしめた悲しい経験を持つ、優しい音がなかなかだせずとげとげしいギターの弾き方になってしまっている己・・・尚かつ現実世界でも数年人を愛でていない孤独な私生活に慣れきって憤懣やるかたないわりに、おそらくデートしても割り勘どころかそれ以前に金銭的問題が浮上してしまうので、寂しくわびしい生活であったとしても、そういう種類の人がいないことはちょうど良いかなと変な納得をしながら落ち込みきった奈落の底的自虐から脱却できずにいるどうしようもない己への自戒をこめて、自らに捧ぐ---


[注釈]
●愛でる(めでる)---美しさを味わい感動する。慈しみ愛する。かわいがり感心する。褒める。ある踊り子さんいわく、、「愛でる様にギターを奏でるひとにグっとくる・・・・・」この言葉は今でも弾くときに思い出す。。。今の自分に愛でる人は居ずとも、愛でるべきコンデ(ギター)がある。。

●華の舞---本当に素晴らしい踊り手が踊ったとき、その華やかさの後ろで咲き乱れ「百花繚乱」の文字が頭の中に浮き出してきてしまう位のお花畑が広がる様。

●音色に砂糖を足してみる---クラッシックギターはあまり好きではなかったが、
甘い音で超絶なフラメンコを奏でる素晴らしいギタリストの演奏をみたあと、出来もしないのに、サウンドホールの上でつま弾いてココア?の様に甘い音を出す努力を取りあえずしてみたものの、うまくいかず、本当に大事なギターに大さじで砂糖をかけてみたくなってきたすかるのアホさ加減を揶揄したことば、、、

●貴女の舞から盗み取る---甘く切なく優しい音で弾きたくなる舞がある。その時はそのエッセンスを、それを舞う踊り手さん自身から吸収するべく神経をそこに注ぎ込みながら、ちょっと危ない目線で足下からだんだん上に向かってなめ回すようにガン見して変態エロアホギタリスト(ごく希にそういうときもあるが)と勘違いされてしまうすかるの様子、、、

●満月の夜、花開く---美しく、永久に使えそうな甘美なファルセータができるのは、なぜか満月の夜が多かったような気がするが定かでない、、、

★これまでほぼすべて自虐系替え歌となっている本シリーズ中、初の美しい出来映えに、ひとりうんうんと満足げにうなずくすかるであった。。