2011年6月23日木曜日

伝説の節電①

3月17日の日記より、、


震災で大変な思いをしておられるすべての人が、一刻も早く安堵できるように、、、
亡くなった方達の霊が一時も早く安らかになれるように、、
そして、会えない人との再会が、できれば喜びとともに果たせるように、、、

願って止まない、、、


偽善者な自分が今、やるべきことは、、、節約・・・節電・・・
もともと自分たちの利便の為にうまれてしまった原発ではないか、、、
今ごろ節電と唱えても、もう後の祭りかもしれない、、

だが、今は、無い電力にも耐える気質を備えて、できた余力をすべて被災地へ回すべきと判断する

節電担当の 蓮舫 さんが真っ先に言っていた、、

温水洗浄便座の電源を切ってください、、、
冷蔵庫は切る、もしくは弱にしてください、、、

せっかく来たばかりのウォシュレット、、、その快適さは、この世のモノとは思えなかったが、、、まずこいつをシャットダウンした、、、

快適に清潔に使うために、立って排尿を極力さけてきたが、、、声がでてしまうほど冷たい便座に座る度に、つい次回のトイレタイムのために、電源を入れてしまいそうになる情けない自分がそこにいた。。。

いかん・・こんなことでぬっくぬくの便座の誘惑に負けてどうする。。。

雪のなか、暖房もなく、食料もなく、ガソリンもなく、トイレさえままならない数多くの被災者の人たちに申し訳ないとおもわないのか?

偽善者であるが故に、まっとうたらんとする自分に問いただす。。。

悪魔のささやき、、、電源ONにしちゃえよ・・・・

立ち向かう気力が尽き欠けて、右手がスイッチに行きそうになったとき、、、閃いた、、、、

そうだ、冷たい便座に座るからこの欲望が生じるのだ、、、、

ヒャっとして、運が悪いといつものようにぎっくり腰になってしまいそうになってしまう。。。

便座が、暖かければ、いや、冷たいと感じなければその欲望を断ち切れるはずだ。。。

ならば、最初にジャージ、またはズボンのまま30秒ほど尿意をほんの少し我慢して一旦座って、自らの体温で便座を暖めてやればよい、、、、

ぬくいとまではいかないが、ひゃっつめてっと腰を浮かしたはずみで、またぎっくり腰になる悲運は回避できる可能性が高い。

たった30秒で、24時間暖め続ける便座の電力を節約できる。。。

名付けて、、、(別に名付けなくてもよいのだが、、)

「セルフ・ON(温)便座」


メインの温水洗浄など、いままで46年間(自宅では)つかって来なかったのだから、つかわぬともよい。。。つかうとしても、こいつはすぐに温水がでるのだから、使うときに電源を入れてやればよい。。。

今までだって、いざというときは、一旦流した水の手を洗う所に、身体を半捻りして、ティッシュにほどよくしめらせて、冷水セルフウォシュレットという技をあみ出してきたではないか、、、

「冷水無洗浄冷便座」

コレでどれほど節電できるのかはわからないが、、このありがたみを痛感するのは、このとてつもない災害が、一段落して、平穏な世の中がもどって来てからでも遅くはないはず、、、

そもそもこういった「便利」が原発を生んでしまったのかもしれないことを、考えるべきなのかも知れない。。。

原始時代とまでは行かぬとも、もっと不便であったのに、不便と感じなかったころまで、さかのぼった方が良いのかもしれない。。

日々、節電、節約、節ガス、節水、を考えながら、自らもどっぷりと浸りきってしまった便利な世の中を顧みる・・・

人間の際限のない欲望が生んだ素晴らしい発見と、その副産物と、今回の未曾有の大惨事をとっかえひっかえ天秤にかけながら、、、、

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