2010年6月4日金曜日

♪ヨギルマン[36歌]

(デビルマン替え歌シリーズ第三十六弾)
(作詞・何かがよぎりまくるすかる)   

ヨギルマン(よぎる男)のうた


♪ あれはぁ 誰っだっ 誰っだっ 誰っだっ
♪ あれはぁ よぎッるっ よぎッルッマァーーーン
♪ ヨッギィーールマァーーーーーーン

♪ 「気づかぁぬ奴」のーー 名をー受ーけてーーー
♪ よぎぃった不安ーーにたじろぐおっとっこぉーーーー

♪ 次はメディオがくるのかな?、
♪ あれはジャマーダだったのか??、、
♪ これはスピーダの足なのか???、、、
♪ ふるのか、ふらぬかどっちかな????、、、、

♪ 目ぇーーの前よぉぎるーーーー
♪ おーどーーーりーー手にーーーー

♪ 不安もーーーー 横[よ]ーぎぃーるーーーー
♪ ヨギルマァーーーーン、 ヨ・ギ・ル・マァーーーーン

---ただ弾くだけで踊り手をぜんぜん見ていないギタリストを見るに付け、ああなってはいかんと、超絶テクを必要とするぶっ飛びファルセータまでも、全く指板を見ないで弾く練習を心がけてはいるものの、いざ、踊り手を凝視しても、その舞が訴えかけてくる、メディオ、ジャマーダ、スピーダ、レマーテ、コンテスタシオン回数、歌頂戴、タパ頂戴、激しいの頂戴、時などのサインをことごとく見逃して、何のために、踊り手ばかり見ながら弾いているのかわからなくなるほど踊りのイロハが未だにわかっておらず、「伴奏者向け分解写真もしくは動画付き舞踏解析事典」なる本やDVDがあればいいなーと本気で思う、ド素人な己への自戒をこめて、自らに捧ぐ---


[注釈]
●よぎる男---常に踊り手からの合図を見逃してしまう不安にかられている男。その目の前を麗しの踊り手が幾人もよぎってきた男。ちなみに別名はナイトハイク(「飲み会で終電逃して90分歩くイベント」)で夜露にぬれてギターケース表面がびしょびしょになっている様が見事な夜霧男(マン)

●気づかぬ奴---踊り手がせっかくだしてくれている合図にまったく気づかぬおばかなすかるのこと

●たじろぐ---気づかなかった事実にすぐに気づいて、重大なミステイクに恐れおののきながらも、早期修正に命を燃やさねばならない非常事態におちいったすかるの様。

●メディオがくるのかな?---半コンパスのメディオがくる直前の何とも言えない、僅かにかわったアセントに気づいたものの、決定的な自信に満ちた確信がもてず、漫然とそのまま普通に弾き続けてしまって自己矛盾に陥るすかるの疑問。。

●あれはジャマーダだったのか?---現場では気づかなかったのに、帰宅して動画チェック中に初めて、あれはジャマーダだったのか?と感嘆符つきでうめきもらしてしまう、、、それでもそれがジャマーダだったかどうか確信が持てない残念なすかるの疑問。。。

●これはスピーダのあしなのか???---目の前で繰り広げられる、華麗な足技が、ときに2連→3連→4連 さらにはより複雑な超付点つきリズムになるにつけ、スピーダと見間違えてしまいそうになるあほすかるの疑問。。。。

●ふるのか?ふらぬか?----歌前、ファルセータ前、足技タイム前、サリーダ前、タパ前などに、1コンパス事前に弾くか、それともディレクト(直接)で、ふらずに突入するかよくわからぬ様。。。こればかりは今のところ事前に教えてもらわないと、わからない。すかるの構成譜には必ずこの違いは記載される。。
熟達した踊り手さん程、ふらずにディレクトサッパリ系をお好みになる傾向が若干強い気がする。

●目の前横[よ]ぎる踊り手・・・----自分の眼前を右へ左へ何度もよぎる麗しの踊り手を見るにつけ、上記のような疑問や不安もまた一緒によぎってしまうかなしい修行中のすかるの様。。。


★★★今日のひとこと
フラメンコのフラメンコたる条件はしっかりしたリズムにある。それは機械的に正確というのではなく、魂の鼓動をつたえるものでなくてはならない。。
by 「フラメンコ思いつくまま、、」(格言集より)

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