2月27日
本番・・・スペイン人カンタオールと初めて共演した・・・
歌い手がスペイン人というだけで、、、なんだか緊張する・・・
でもとってもいい人だった・・・
日本語もばりばりはなせるし、なにより、日本人よりも日本人の心を重んじる振る舞いが随所ににじみでてくるひとだった・・・
お客様が一人倒れてしまったときも、、、続けるかどうしようかみんなでなやんでいたとき、、やっちゃおうか・・・になりかけたとき、、、
それはないんじゃない・・と一言ぼそっと言ったのも彼・・・
結局最後のフィン・デ・フィエスタは割愛・・・
打ち上げのとき、焼き物を取るのにじか箸を一人していないのも彼・・・
なんだか、、、どっちが日本人かわからなくなるほど、彼は、和の心を持っていた・・・
で、本番はどうだったか・・・
彼の本場のハレオは、まさにその場を、ここは、スペインのもんじゃ焼き屋さん?みたいにしてしまい・・・・
一週間まえ、一度リハをやって、動画見ながら作り込んだタラントも、三年間練習してきたスケール含め、暖めてきたいろいろなファルセータを弾くことができた・・・
だが、カラコレスはやっぱり歌の寸法が、一発あわせだと非常にきびしい・・
彼も苦労していた・・・
も一つ、初体験・・・
本番、二部の一曲目、アレグリアスの途中で、一弦がブリッジ直近で切れた・・・
シレンシオはもう1弦なしで、適当に弾くしかなかった・・・
二部の一曲目終わって、すぐに控え室にもどり、新品の一弦を出したが、のびをかんがえると、切れた一弦の長さが足りれば、もう一度張った方が、調弦が楽・・・
なんとか、長さが足りたので、切れた一弦をもう一度はる・・・
もどったとき、じーーーーと待ってくれていた共演者たちに、申し訳なかった・・・・という気持ちでいっぱいになる・・・
まあお客さんは、相変わらずじゅーーーーともんじゃを焼いているようだったので、、、、、それほど影響はなかったとおもわれるが、、、
なんにせよ・・・
とても楽しい、勉強になった本番だった・・・
そのスペイン人カンタオールと帰り道、駅までの短い数分・・・
酔っぱらって歌い出した自分に付き合って、彼も一緒にタンギージョを歌ってくれた・・・・
そこには、国境はなかった・・・
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