さんすう ドリル 夏休み、、、、 (2010年08月15日の日記より)
今から約35年昔、、、小学生だったころ?、、の夏休み、、
広島のじっちゃん、ばっちゃんの家でやった、、、
ドリル・・・分数の足し算引き算?だったか?
なんでドリルって言うんだ?という質問を誰かにしたら、、、
「繰り返すからだよっ」って言われた。。。
あれから、長い年月経過して、、、、、
この夏休み、、、休みといっても、ふだんとまったく変わらぬ、日の当たらない簡易独房の自室に籠もってドリルをする。。。
サンルーカルすぇんすぇいの数字マジック、、、
ライフワーク・アレグリアス
こいつのサリーダと、、、10秒戻しボタンをおそらく1000回くらい押しまくって聞きまくって、コマ送りして運指を確認しつつ、、、、ようやくひと月以上かかって取り終わったファルセータ1(35秒・11コンパス)
一日に何度も延々と繰り返す、、、
ファルセータ1が終わるとまたサリーダ部分になるので、
サリーダ ファルセータ1 サリーダ ファルセータ1・・・・・
まさにドリルである。。。
咥えネオシーダーの灰が落ちる直前まで、弾きつづけ灰を落としてまた続きから、、、
で、以前WEB購入したフラメンコに特化した例のメトロノームで、原音のテンポをさぐると、、、
なんと218で同調した。。。。(上のYOUTUBEのテンポは自分の持っている動画原音より若干速い気がする、、、)
こりゃブレリアのスピードじゃねえか・・・・
いままで聞いたアレグリアスのなかでは、飛び抜けて早い、、、
で、218で練習しようとしたが、歯が立たず諦め、ゆっくりしたテンポから徐々にドリる。。。
ようやく175くらいまで、なんとかこぎつける・・・
だが、ここであせってはならない・・・
昔からの悪い癖、、、、ようやく取り終えた運指で、スピードを上げる練習をしたあとに、、、やっぱりこの運指・ちがったじゃねえーか・・・
でまたやり直し、、とならないように、、、また動画を見まくる。。
遅いテンポなら弾けても、テンポを上げて、オリジナルに近づくにつれ、運指が違っていると弾けなくなっていくのである。
ファルセータ1最後の第11コンパスの5弦2フレットからのハンマリング・オンの音は確認できていたが、そこへポジション移動しようとすると、どうしても、5弦の弾きづる音が出てしまうのに、原音にはそんな音が無い・・・
この部分は指のショットではなく、カラスコさんのドUPだったりするので運指も確認できない・・・
が、、4弦の開放を使えば原音に忠実に弾けることがやっと今日わかった。。
運指を指に覚え込ませていた矢先だったので、まだましか、、、
完全に覚え込ませてから(25年とか、、)の変更は、とてつもなく、、、心情的にも、努力を水泡に帰すので辛いが、今回はラッキーだった。。
それにしても、細部が判明すればするほど、この曲の素晴らしい音のつぶだち、リズム、開放弦をふんだんに盛り込む運指の虜になって、時を忘れて弾き続けてしまう・・・・
想像していたとおり難しいのはアセント外しのメロディだが、、それをクリアしてしまえば、開放多用の運指自体は、それほどめちゃくちゃ難儀な代物ではない。パコや、ぺぺ・アビチュエラみたいに、これでもか!!と言わんばかりの超絶難儀な指使いではないように思える。 指癖というのだろうか?癖を掴んでしまえば、意識せずとも、勝手に指が動いてくれるような運指のながれなのである。
マノロ・サンルーカル先生の偉大さ、緻密さ、繊細さ、おしゃれ度合いがひしひしと伝わってくる。
練習していて楽しい・・
聞いていて楽しい・・・
歌ってもたのしい・・・(練習時には必ずサリーダ部分で歌うようにしている)
さらに、見ていても楽しい・・・・・
楽しいことまみれのこの曲、、、いつか必ずファルセータ2,途中の歌、、ファルセータ3もすべて取り込んで、美女三人はべらせ、白いシャツに黒いマントン?シージョ?を羽織って、右足に足台を使い、眉毛は黒いまま、髪の毛だけシルバーグレイにそめて、、、顔までも、俳優さん並みに表情豊かに歌いながら演奏したい妄想にかられる。
午後(15日)の本番前、日曜の9時~12時の行きつけの実家近くの市民センター視聴覚室にアンプを持ち込んで、ひたすらサンルーカル・数字マジックドリルに明け暮れる自分を、炎天下の下で待っていた、麗しの妖艶な下唇(アンダーリップ)を新たに装備し、左頬(フェンダー)のキズ(凹み)も癒えて、ますます美しくなって退院してきた黒光りするレジェ子(愛車)が、
「あちーよー」と無言のクレームを醸しだしながら、室温60度の車内に手招きした。。。。
伊藤家の裏技、、
助手席の窓のみ全開にして、運転席のドアを全開、全閉を5回繰り返して一気に室温を下げて乗り込んだのは言うまでもない。
だが、運転席のドアノブに手を触れた瞬間にやけどしそうになったので、交機ロゴ入りパトグロを装着せねばならなかった。。
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