2010年7月14日水曜日

◆ガットギター回顧⑥東京ららばい



1978年、「東京ららばい」中原理恵


これも「ねんねんころりね^-^ころんでー」の直後、
「ねむりましょーかー」のところでデビルマンと同じB♭がでてくる。

ナポリの6度だ、、、

B♭への進行はなぜかみみについてはなれない。。

そして2歌のあと「悲しき願い」さながらのパルマがながれてきたあと、

3歌前半のバックでながれてくるガットギターの音色に耳を奪われたもんだ。。。


その後、1983年、フラメンコソロギターを習うべく、大学の先輩の紹介で当時お茶の水に住んでいた、尊敬する偉大なる師匠IIGAYA先生(現北海道理事)のもとでレッスン中、
「東京ララバイのあのギターがかちょいいんですよねーーー」という話を振ったら、、、

「あれオレだよ。。。。」

がビーーーーーん。なんと言うことでしょう。

目の前の師匠があれを弾いていたとは、、、、、改めてそのすごさと、その境遇に幸せを感じた。。。

当時大学生だったすかる。。。

一番最初に教わった曲は、パコ・デ・ルシアのアレグリアス「パティーニョの想い出」

レッスンは一年以上にわたった。

最初にブレリアスを教わりたかったが、フラメンコギター自体まったくの初心者だった自分に、IIGAYA先生がこの曲を選んでくれた理由、、、

「この曲には、フラメンコギターに必要な技術がすべてもりこまれている、、

初めてフラメンコギターをやるならこれにしなさい、、、」

あれから、練習をはじめて26年、、その言葉の意味がようやくわかってきた、、、、

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