2010年3月26日金曜日

◆ガットギター回顧①「私だけの十字架」



ガットギター回顧①
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私だけの十字架

風が吹けば港に
船は帰りくるけど
若い愛をかわした
笑顔二度と見えない
あの人はあの人は
丘の白い十字架

  星の揺れる港を
  ふたり見てたあの日よ
  肩に受けた口づけ
  愛の形見消せない
  あの人はあの人は
  私だけの十字架

陽ざし揺れる港を
船ははなれて行くけど
愛の祈りかわした
声は二度と聞けない
あの人はあの人は
風と語る十字架

作詩:尾中美千絵 作曲:木下忠司 編曲:青木望
歌 :チリアーノ
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(上の動画では、ギタリストのルナ憲三さん自身が歌っている)


ガットギターにはまりだしたガキンチョすかる、、、

幼稚園、、、小学校2年くらいまではピアノを嫌々習わされていた。
(今思い返すと、この幼年期にやらされていたソルフェージュなるものが、カンテ伴奏にとてつもなく役にたっていることを考えると、両親、特に母に感謝せねばならない)

みずから、好きな音楽を物色し始めた小学校高学年あたり、フォーク、ニューミュージック、ロック、ポップス、演歌、メタル、、etc、、いろいろ聞いた。。。いろいろ聞いて、、耳に入ってくる音の中で、、、自分の中で感動とともにその音色の虜になったのは、 民放TVで、小学生の自分にはその内容がちょっと難しかった刑事ドラマ、、

特捜最前線のエンディングテーマ、
「私だけの十字架」だった (本放送ではチリアーノという人がうたっている)

そのガットギターの音色の美しさ、はかなさに、ヤラレタ。。

ガキのくせにずいぶんマセた嗜好だったかもしれない。

そのギターのかっちょよさにジーーーんときたのだ。

当初は、これが、フラメンコギターだと思っていた。


後に、ほんの少しずつガットギターのことがわかるようになってきて、、これを弾いているルナ憲三さんが特捜最前線本編に登場し、間違いなくクラッシックギタリストで有ることを確認した。。。

彼のラスゲアードはバリバリのフラメンコではなく、クラッシクギタリストのそれであった。

しかし、当時の自分にはそんなことはわからず、コレはフラメンコなのか?もしれないと小学生ながら思ったことを思い出す。

現在にいたるまでの長い道のりの魁(さきがけ?)だったのかもしれない。

質屋さんで買ってもらった5000円のクラッシックギター「高千穂」、、、、

最初のギターのラベルに記載された、、、、、「高千穂」

現在でもたまにYAHOOオークションでみかけると、一本目のそれを懐かしい目で追ってしまう。

ギタリストなら誰しも一度は弾いたことのある?「禁じられた遊び」をつま弾いては、
荘村清志氏の「ギターを弾こう」を欠かさず見ては、真似していた。。

時代は、、白亜紀?いや 昭和50年頃、 1975年頃、、、すかる11歳の頃のことだった・・・

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